Jan. 17 2023




私たちの丸3年 

 

 2020年2月14日金曜日、バレンタインデーを私たち二人で過ごしてささやかにお祝いしてその2日後の日曜日の夜、千恵子が心臓の具合が悪いことを訴えがただ事ではない状態だった。心臓がドキドキして胸の上からも血管が踊って入りような異常な状態だった。夜になり寝付けぬ一夜、朝を迎えてタクシーを呼んでポートアイランドの神戸市民病院へ9時過ぎに入った。予約なしのためなかなか診察して貰えず昼前までぐったりして診察室前の椅子に横たわっていたが、ようやく予約者の最後に診て頂けたが状態はきつかった。診察した医者は救急車でなくタクシーで来院した事に驚き、状態が大変だということですぐに入院するように促された。が、用意も何もしていないので家に帰らせてくれるように頼んだら、すぐの入院は免れたが翌日朝一番に入院するよう指示されそれから1週間各種の検査をされて2月25日、3連休明けの火曜日、大手術を市民病院一番の外科医に7時間を超える手術でして頂いた。病状は心臓の左心室から左心房への弁が壊れて血液が逆流する僧帽弁の開閉不全による心臓病で代用品の弁の手術でなく自己弁の再生治療で無事に命を守られた。

 3月6日金曜日、折りから増え始めた新型コロナの流行でリハビリも満足に行えず、患者が増え出してベッドや手も足りなくなり家で静養するよう促され入院以来17日間の短い入院だったが、その後も二度の入院手術をしてやっと6月に家で今後のための生活に入った。手術後の3年間は夫婦二人で今まで経験したこともない病後の生活を送って二人で手を取り合って過ごして来たが、その間コロナの度重なる流行で色々困難な経験をしたが、今コロナの発生から3年と言われると我が家の3年と全く重なる大変な日々だったと振り返るのだ。

 千恵子の場合、心臓病の基礎疾患がありワクチン注射もやっと3回は受けたが、私は4回目のワクチン注射をすましたが新しい第8次のためのワクチンはまだだ。千恵子が新型コロナに罹ったらもう命はなかろうから私としても必死でかからないように注意した生活を送っているが、気持ちは爆弾を抱えたような毎日だ。

あれから 28年



 

冬の雨上がりの夜明け



余が明けて、キリンは来るのか !?
余が明けて、キリンは来るのか !?

1月27日火曜日阪神淡路大震災から28年、近くの人と未来防災センター中心に「ひょうご安全の日のつどい」が毎年のように開かれ渚公園と浜辺は終日防災の行事で賑わった。

ひょうご安全の日の集い